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たかが世界の終わり



「mommy」がかなり好きだったのでやはり期待膨らませての鑑賞。
「少し前にどこかにて」からの始まりにも気持ちがざわつく。
自分がもうすぐ死ぬことを家族に告げに帰るルイと、何も知らず12年ぶりに彼を迎える家族たち。
フランス映画界が誇る新旧ミックスのビッグネーム5人が一同に食卓を囲む画はちょっと鳥肌。
とにかく撮影が、この作品はどのシーンも美しいな、と思う。
鳩時計、窓、グラスや光、暗い部屋、空港、何もかも。
人物のアップが多用され、それに応える表情を持っているキャストなので苦しいほどにこちらにアピール。
全員ストレスを抱えてる、かみ合わない家族の会話は不毛で不毛で、早く本題に入らんかい!とやきもきするが、結局そこから動けないルイの弱さが痛々しくて、これがテーマなんだなと理解した。
家族のダークサイドや会話劇は大好物にも関わらず、普遍的な題材ゆえに無理もないんだけど、昨年観た「クーパー家の晩餐会」やおととし観た「8月の家族たち」を彷彿してしまって、特別な刺激を得ることが難しかったのが残念。
マリオン・コティヤールの別の意味での女優っぷりや、大好きなカッセル様のそのまんまの熱演が嬉しかった。

サバイバル・ファミリー




「サバイバル・ファミリー」

2月の2本目はお手軽にこれ。
ここ数本矢口監督は外すことが多かったのですが、サバイバルもの大好き、小日向さんも好き。
首都圏の電気消滅、乾電池やバッテリーも使えない謎の現象。
家族は九州の実家を自転車で目指す。
無謀極まりないし、突っ込みどころも満載だけど、私はとっても面白かったなあ。
この家族のサバイバル前の日常が妙に自然だし、サバイバル中は、次どうなるの?の連続で退屈しませんでした。
出てくる人、みんな面白いし。
宅麻伸のリップクリームとか。
水、食べ物、電気の有り難さ、改めて実感。
自分がそういう大変な目に合ってないから能天気なんですけど、おすすめです。

マリアンヌ




久しぶりの映画館。
スコセッシ「沈黙」にやられて、ちょっと他に気がいかなかったのですが、今週から注目作が目白押しなので、うかうかしてられません。
とりあえず、ゼメキス最新作「マリアンヌ」から。

正統派スパイラブロマンス。
時代は第二次世界大戦下、出会いはカサブランカ、そして舞台はロンドンへ。
クイーンズイングリッシュを操り、隙のないルックのブラッド・ピット。
そこはかとなく顔に違和感だけど、貫禄たっぷり、かっこいい。
でもやっぱりマリオン・コティヤール。
何やらせても決まる。
綺麗とかではすまされない強い意思を常に湛えている。
ラストの、ある表情は本当に心に残った。
前から思ってたけど、ブラッド・ピットは相手役の女優さんを引き立てる控えめなムードがあって、そこが好きかもしれない。

クラシックな映像美は素敵だし、バランス悪くない佳作だけど、もう一捻り!

デヴィッド・ボウイ大回顧展



天王洲の寺田倉庫で絶賛開催中のデヴィッド・ボウイ大回顧展へ。
チケット前売りでも2200円とお高いだけあって、見ごたえあるエキシビション。
彼が残したおびただしい数のインプット・アウトプット、全てが鮮烈なアートだった。
一生に(短かすぎるけど)こんなにたくさんのものを作って、しかもそれはあらゆるジャンルで人びとに影響を与え続けているんだよね。
知っているようで知りきれてなかったボウイの世界がさほど広くもない会場に詰め込まれている。
クオリティ高すぎるMVの前では時間を忘れて佇んだし、「戦メリ」のボウイのカットだけを切り取ったミニミニ上映も繰り返し観てしまった。
最後の部屋では彼が一番美しかった時代のライブの模様がかかっていて、それも素晴らしいんだけど、私は10年くらい前の渋みを帯びたボウイの顔が一番好きだな。
出口近くで「Hi、ボウイおじさんだよ!」なんていう近年の優しい笑顔のVを見せて終わりなんて反則だ、泣いてしまうよね。


Char Special Live

  • 2017/02/02 18:17
  • Category: 日常



充実holiday、夜の部。
天王洲から西武池袋線練馬駅まで移動して、Charのライブに。
Charマニアである友達がチケットを確保してくれ、四半世紀ぶりくらいに生Charを観たのですが、ルックスも演奏もほとんど印象が変わってないことに驚愕。
か、かっこよすぎてクラクラでした。
なんていうか佇まいがね、若い頃からそうだけど日本人離れしてるっていうか、こなれてるっていうか、そこに円熟味が加わってマイルドな魅力さえも。
はー、素敵。
ボウイもだけど、美しいひとは年齢を経ても美しいものなんだね。
あんなぽっちゃりさんになったアクセルだって、やっぱりカリスマが薫ってた。
Shinin' You, Shinin' Day、Smoky、それから大好きなHead song、やはり盛り上がります。
この夜は、70年代初期3アルバムのオリジナルメンバーがバックを務めるという貴重なステージ(受け売り)。
全員、時代を感じさせない現役感。
Dr.のロバートさん、しびれた。
いつもは大きなホールでやることも多いのに、今日は小ホールということで本当によく見える席、ラッキーでした。
その後池袋で飲んで楽しい一日の締めくくり、当然飲み過ぎたわけで駆けこみ終電、何とか間に合ってよかった~。


ダーティ・グランパ




風邪、猛威をふるってますね。
私も新年会とかで体力弱っているせいか、風邪ぎみで、昨日はめちゃめちゃ寝ました。
少し回復した気がしたので今日は映画観に。
でも今日も早く寝よ。

「ダーティ・グランパ」

デ・ニーロ様のコメディは概ね笑えて大好きだし、ザックも「ハイスクール・ミュージカル」の頃から応援してるんだけど、これはあきませんでした。
残念!
ラスト近くの婚約式(?)のシークエンスは笑えた。

ドント・ブリーズ



今日から仕事です。
電車空いてる、それだけが嬉しい。

今年の初映画。
「ドント・ブリーズ」

前評判通りの傑作サイコスリラーでした。
ホラーじゃないんです。
痛さもあまりなし。
盗みに入った若者3人組と家の主である退役軍人の、お互いに譲れない訳あり超絶バトル。
退役軍人恐るべし!
めくるめく攻防の嵐。
でもって、読めない展開。
まだまだいけます、このジャンル。
知ってるキャスト一人だけ、明らかに低予算、でもこんなの作れるんだ。
本当に面白かったです。
まだシネコンでやってます。

2016年の公開映画の私的ベスト12



明けましておめでとうございます!
初詣も終わり、あとは毎年恒例「芸能人格付けチェック」観ながら初ビールが楽しみ~。
今年は大好きな前田吟様や三田佳子様などが出演ということで、盛り上がる予感が!

そして、2016年の公開映画の私的ベスト12を選んでみました。

① ブルックリン
② ルーム
③ ヤング・アダルト・ニューヨーク
④ 怒り
⑤ ハドソン川の奇跡
⑥ 淵に立つ
⑦ ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります
⑧ 団地
⑨ 手紙は憶えている
⑩ ザ・ギフト
⑪ シークレット・アイズ
⑫ 死霊館 エンフィールド事件

全部、そこはかとなく切なく心震えた作品ばかり。
今年も映画いっぱい観たいです。
皆さま本年もよろしくお願いいたします~。

ヤング・アダルト・ニューヨーク



お休みだったので、これを観に行きました。
「ヤング・アダルト・ニューヨーク」
巷ではそんなに評判良くなかったように思えたけど、私的にはヒット。
面白かったです。
偶然友達になった25才のカップルに翻弄される40代の夫婦。
ヤングのほうが、レコードや昔の映画を好み、レトロな世界に浸ってる。
そして野心とゆるさを上手に使い分ける。
アダルトはスマホに頼って品良く生きることに慣れ、上昇志向からはもう遠く離れてる。
わかるわー、この感じ!
ほんと頷けるシーンばかり。
シリアスなセリフも多くて、オフビートなんだけど退屈しなかった。
ベン・スティーラーとナオミ・ワッツはいつものように素敵だし、カイロ・レンことアダム・ドライバーもうまいなあ。
監督とプロデューサーが「フランシス・ハ」の二人だもん、私好みなはずだ。

トランボ ハリウッドに最も嫌われた男



やっと、梅雨明けしましたねー。
暑いけど太陽は大好きです。
でも明日はまた曇り空とか。
しょぼーん。

これ、観ました。
映画好きには興味深いハリウッドの闇の時代。
共産主義者ゆえに名前を隠して名脚本を執筆し続けたトランボ氏の物語。
その存在、知らなかったんです。
偉大な方だったんですねえ。
たくさんの名作の製作現場が出てきます。
全部、見直したくなりました。
見応えある、しっかりした作りの真摯な作品でした。
役者がみんな素晴らしい!
カーク・ダグラスい対する印象がずいぶん変わりました。

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ジル

Author:ジル
ジルです。
8年前から続けていた日記を引越し。
2011年からの記事をこちらに
移動しました。
映画や舞台やドラマを観ることが
大好きです。
プロフィールの写真は、
大好きなヒッチコックの映画
「フレンジー」のキャラクター、
モニカ女史。
めがねがクールです!

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