映画 スリーデイズ

20111012


何も予定がなく、近くのシネコンで映画が1000円になる日なので、
いろんな映画blogさんで評判のよかったこの作品をチョイス。
実はラッセル・クロウはそんなに好きな役者ではないので、
久しぶりにスクリーンで彼の姿を見ることに。

感想を書きましたが、ちょっと結末に触れるので、
下の「Continue」で続きをどうぞ。

殺人容疑で逮捕された愛する妻が、無罪になる見込みがなく、
20年もの長い懲役を科せられると知った男が、
なんと妻を脱獄させ国外逃亡を計画し実行に移す・・・
そんな無茶な!と正直思ったし、
妻役のエリザベス・バンクスはもちろん素敵な女優さんだが、
一生を棒に振るような危険を犯してまで愛し合う二人には見えず。
逮捕されるまでの時間がすごく短いということもあったが。
もちろん、ちょっと暗い影を背負った小さな息子の存在も大きいのだろうけど、
家族3人での脱獄&逃亡なんて常人は考えないはず。
そもそも一市民が偽造パスポートを入手するなんて絶対に無理無理、
逃げ切るために大金を用意するなんていうのも無理無理、
と違和感をずっと抱えながらも、計画実行までの紆余曲折を見守る。
脱獄のプロにリサーチ、妻が偶然糖尿病という状況も練りこまれ、
着々と準備を進める夫。
刑務所で怪しまれたり、麻薬ディーラーを殺す羽目になったり、
絶対に挫折してしまうようなシチュエーション。
でもやり遂げるんだろうな、と思う。
ラッセル・クロウを見ていると大学講師ってよりも、
元刑事とかにしか見えないからか、なぜか納得してしまうのだ。
もうとにかく私はその脱獄の瞬間と、
その後の逃亡までのスリルとサスペンスに向かって気持ち一直線。
「?」と気持ちを持った観客までもそういう気持ちにさせる演出力は、
さすがポール・ハギス。
いよいよの脱獄、そして追う警察とのチェイスはやはり面白い。
何とか逃げ切るんだろうな、とわかっていても手に汗握る。
最近このパターンのタイムリミット尽きサスペンスを観ていなかったのでなおさら。
白い建物の写真、車の相乗りなどのギミックも活きていた。
恐ろしいまでにリスキーな計画をやり遂げ、
これからの本当の逃亡の日々ということを知る彼の、
最後に見せた苦汁の顔が心に残る。
ラッセル・クロウの演技力はやはり認めざるを得ない。
どうにも素人には見えないが、
切羽詰った時の焦燥感や妻と息子の狭間で悩める風情に説得力があり、
ぐいぐいと物語に引っ張り込んでくれる。
そしてもう一人、名優の存在が。
夫の父親役のブライアン・デネヒー。
久しぶりにスクリーンで彼の姿を見たのだが、
相変わらずの味わい深い存在感が嬉しかった。

私の満足度 ★★★★

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Comment

ジル

こんばんは~
ご来訪ありがとうございます!
そうですよね、私も掲示板世代なのでお気持ちわかります~。
「スリーデイズ」の書き込みありがとうです。
あ、やっぱり「有り得ない!」と思われましたか?
どう考えても無理があるんですが、でも見ごたえがありましたね。
さすがハギス先生、あちこちに見所こさえてくれて。
ところが私も先日やっとオリジナル「3デイズ」を観たのですが、
あっちはさほど違和感なかったのね。
なんでかって思ったらダイアン・クルーガーが
やっぱりすごく魅力的で美しくて、
あのちょっとしょぼくれぎみのダンナさんが
「彼女のために!」と思うのが納得できた、というか。
そこの色気の部分がリメイク版は足りなかったかな、と。
あ、スリル感と最後のラッセル・クロウはよかったです。
オリジナルでは字幕で見せていた、
これから大変だよ、って言葉を表情で出してましたね。
私も「4デイズ」見たいんですが、もう終わってしまったようで。
評判よいですよね。
「ハウスメイド」確かに何かが足りなかったですが、
なるほど「じわじわ感」・・・確かにそうですな!
さっぱりしすぎてましたよね、
韓国映画にはありがちなテイストですが。
あと、メールアドレスは変わっていないのですが、
たまに「迷惑メール」に普通のメールが混じってしまうんです!
なので迷惑ホルダーも確かめるようにはしているんですが、
見落としてしまうこともあるみたいで・・・。
もしかしたらそのパターンかもしれません。
本当に失礼いたしました!
でもタケヤンさんのメールアドレスはちゃんと
メールのアドレス帳にも登録してあるのになあ~。
本当にすみません。
これに懲りずどんどんメールしてくださいね。笑
ちなみに私も「あらびき団」は見ていました。
「あたりまえ体操」のファンです。





  • URL
  • 2011/10/27 23:47

タケヤン

ジルさん、こちらではお久し振りでござんす。
やっとこさやって参りました。

いやぁ、ブログだと一瞬どこに書き込んだらいいのか迷っちゃうんだよねぇ、
掲示板世代の人間だから・・・(笑)
でもこの「スリーデイズ」は観てたので、ここに書いちゃおう!

俺もラッセル・クロウはあまり好きじゃないんだけど、
ポール・ハギス監督だから外せないのよね。
うんうん、全く有り得ないお話ですな(笑)
「そら無いやろっ!」と突っ込みながら観てましたが・・・(笑)
ラストの「最後に見せた苦汁の顔」。
ここでリーアム・ニーソンが言ってた台詞が生きてくるんだよねぇ。
やはりこの辺は上手いっすよね。
っていうか、オリジナルの「すべて彼女のために」も観てるんだけど、
そんなことはケロッと忘れて観入ってしまってました。

あと、似たようなタイトルつながりで「4デイズ」と「5デイズ」も
観たんだけど、これがどれも面白かったんですわ。
「4デイズ」はサミュエル・L・ジャクソン&キャリー・アン・モス。
手に汗握る駆け引きのあった後のブラックなラストに、ぞぞぞっ!!
「5デイズ」はレニー・ハーリン監督らしからぬ社会派映画なんだけど、
ド迫力の戦闘シーンもあってエンタメ作品にもなってるところがグッド
でした。

それから「ハウスメイド」も観たけど、俺としてはもうちょっと
“じわりじわり感”が欲しかったですなぁ。
しかしチョン・ドヨンはいつもながらいいよねぇ。

ところでジルさん、メールアドレス変わってないよねぇ?
かなり前に2回ほどメールしたことがあるんだけど、全然返事が
こなかったから、忙しいのかな?と思って気にしなかったんだけどね。
俺のメールアドレス入れとくので、メモしたら消しといてくださ~い。

以上、TBSの「あらびき団」が終わってしまってちょっと寂しい
タケヤンでした。
  • URL
  • 2011/10/25 21:32

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ジル

Author:ジル
ジルです。
8年前から続けていた日記を引越し。
2011年からの記事をこちらに
移動しました。
映画や舞台やドラマを観ることが
大好きです。
プロフィールの写真は、
大好きなヒッチコックの映画
「フレンジー」のキャラクター、
モニカ女史。
めがねがクールです!