キャロル




キャロル

デパートに勤めるごく普通の女の子テレーズと、お金持ちの奥様だが離婚調停中のキャロルとの、同性同士の恋を描いた作品。
キャロルを演じたケイト・ブランシェットがとにかくゴージャス。
前作「ブルー・ジャスミン」と被る部分もあるが、今回のケイト様は美しいだけではなく男前でクールで周到。
ぐいぐいテレーズを誘惑。うぶなテレーズは、戸惑いながらもその魅力に抗えず。
確かにあんな素敵な人が自分に近づいてきたら、恋愛感情云々の前にとにかく友達になりたい、と思う。
お宅にもお邪魔したいし、一緒に旅行にも行きたい。
私もテレーズと一緒にキャロル様に恋したい!と切に望んだが‥‥ダメでした。
テレーズの気持ちに乗れなかった。
残念!
1950年代当時、タブーとされた状況の中ではあるが、心沸き立つような恋のウキウキも掴み取れなかったなあ。
誰にも感情を重ね合わせられず。
残念!
テレーズにはおそらく「資質」があったんだろうと思う。
人形より鉄道模型が好き、とかカメラ好きとか、後に語られますが、一瞬にしてそれを見抜いたキャロル様、さすが。
狙った獲物は逃さない的な熱い視線がまたまた男前。
画面は色鮮やかな魅力に溢れ、曇りガラス越しの横顔、冬のニューヨーク、二人のお洋服や持ち道具、何から何までため息のでる美しさ。
「エデンより彼方に」に続き、監督の 美意識のクオリティには圧倒される。
そしてラスト、鳥肌ものの二人の演技とカメラワーク、あれは思い出すたびに ゾクゾクします。
そこだけまた観たい。

2016-⑤

★★★
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ジル

Author:ジル
ジルです。
8年前から続けていた日記を引越し。
2011年からの記事をこちらに
移動しました。
映画や舞台やドラマを観ることが
大好きです。
プロフィールの写真は、
大好きなヒッチコックの映画
「フレンジー」のキャラクター、
モニカ女史。
めがねがクールです!