イニシエーション・ラブ




イニシエーション・ラブ

乾くるみ原作のベストセラーミステリの映画化。映像化不可能と言われた大どんでん返しを、堤幸彦監督がどんなテクニックでもってくのか、興味津々で臨む。A面からB面への転換は、こう来たか!と唸るさすがのアイディア。でも原作を読んでいるからか、違和感は拭えない。キャストは前田のあっちゃん、松田くん、木村文乃さん、軒並み好演。80年代のリアリティは今ひとつ。私がアドバイスしたいくらいだ。ソバージュのウェーブはこう、バッグはこれが主流、アクセはもっと安っぽく、などなど。重要な小物の扱いも薄い。原作未読者はどのくらいの人がサプライズ感を味わえたのか聞いてみたいっす。ラストの巻き戻しがあるから2度観る必要もないかも。原作ファンとしては、あの世界が目の前に広がる喜びと、もう少し丁寧に!という残念感のせめぎ合う一本でした。

★★★

2015-30
関連記事
スポンサーサイト

Pagination

Trackback

Trackback URL

http://innbythesea.blog135.fc2.com/tb.php/390-ee36c2c7

Comment

Post Your Comment

コメント登録フォーム
公開設定

Utility

Profile

ジル

Author:ジル
ジルです。
8年前から続けていた日記を引越し。
2011年からの記事をこちらに
移動しました。
映画や舞台やドラマを観ることが
大好きです。
プロフィールの写真は、
大好きなヒッチコックの映画
「フレンジー」のキャラクター、
モニカ女史。
めがねがクールです!