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⑨ おみおくりの作法




おみおくりの作法

本当に私はこういう映画に弱い。
この15年で大泣きしたのは、この作品を除いて2本だけ。
韓国映画「オアシス」と、
ルコントの「列車に乗った男」。
いずれも、ラストシーンでぐっと持って行かれ、今も思い出すたびに胸が締めつけられる。

この映画のラストの、素晴しいこと。
すべてがこのためにあったのかとさえ思える。
主人公ジョン・メイのつつましやかな生活、丁寧かつ愛のあふれた仕事ぶり、自分とまったく違う人生を歩んだ老人への思い入れ、その娘ケリーとの交流、ささやかな恋へのプレリュード、何もかもが愛おしい。
彼のアルバムや墓地選びの伏線も今思えば涙。
途中から私は彼が大好きになっていた。
だからなお、ラストは切なく、けれどこの映画に対しての敬意という歓びにも満ちており、様々な感情が入り乱れ、泣いてしまった。
それはもう久しぶりに。
いつものスーツではなく、目の覚めるようなスカイブルーのセーターを着て、ケリーとお茶を飲むジョン・メイの姿が今も忘れられない。

★★★★☆

2015 ⑨
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ジル

Author:ジル
ジルです。
8年前から続けていた日記を引越し。
2011年からの記事をこちらに
移動しました。
映画や舞台やドラマを観ることが
大好きです。
プロフィールの写真は、
大好きなヒッチコックの映画
「フレンジー」のキャラクター、
モニカ女史。
めがねがクールです!

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