⑥ さよなら歌舞伎町



さよなら歌舞伎町

「おみおくりの作法」鑑賞までのつなぎで観たわけですが、これが予想以上に面白かった!
歌舞伎町のとあるラブホテル、そこで働く人、お客さん、取り巻く人々の悲喜こもごもがてんこ盛り。
数々のエピソードが、今でも頭を駆けめぐる。
それほど目新しい展開ではないのに、どこかで見たことあるお話なのに、
こんなに楽しめたのは、ひとえにキャスティングの妙と突き抜けた演技だと思うのです。

中でも指名手配中の男と暮らす従業員鈴木さんを演じた南果歩さん、
あくまで普通のおばさんに徹した彼女が、一番残っている。
浴室清掃時の手さばき足さばきときたら!
一見の価値あり。
ラブホの雇われ店長に、染谷将太くん。
彼のうろんな眼差しが、この雑多な舞台に素晴らしくマッチ。
やはり、雰囲気の読める稀有な役者。
そして‥‥なぜそこまでやる?
イ・ウヌ&村上淳!
そんなまでにしなくてもいいはずの二人なのにね。
すごいなー。
でもって、こんな役が似合いすぎる忍成修吾くんパートのオチの意外性にときめく。
キャリアと女刑事のパートにも笑った。
河井青葉さん、こんなに脱げて綺麗な大人の女優さんがいるなんて、収穫!
軽さが新鮮な大森南朋に、ちらりとも肌を見せない前田あっちゃん、
韓国カップルの顛末はシーンが長すぎるし、
あれこれ詰め込みすぎではあるけれど、全然退屈しなかったよ。
ラブホの裏側も楽しめたし。
最後は予定調和っぽさ否めない。
でもホッとする。
やっぱり映画は役者だなあ、
特に邦画は、とあらためて感じた次第です。
エンドロールの後にも嬉しいシークエンスあり。
お見逃しなく。

★★★★

2015⑥
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ジル

Author:ジル
ジルです。
8年前から続けていた日記を引越し。
2011年からの記事をこちらに
移動しました。
映画や舞台やドラマを観ることが
大好きです。
プロフィールの写真は、
大好きなヒッチコックの映画
「フレンジー」のキャラクター、
モニカ女史。
めがねがクールです!