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夜の来訪者 シス・カンパニー

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紀伊国屋ホールでSISカンパニーのお芝居「夜の来訪者」を観ました。
段田安則、岡本健一、坂井真紀、八嶋智人、高橋克実、
梅沢昌代、渡辺えり。 芝居好きにはたまらない、すごい豪華キャスト。
人気のチケットなので、取ってもらえて嬉しい限り。
プリーストリーの戯曲「インスペクター・コールズ」を段田さんが演出。
日本やイギリスで過去にも何度か舞台化されている古典的名作です。
昭和40年代、裕福な家庭の団欒にふいに現れた来訪者、
彼の発言によってそれぞれの秘密が明らかになり、
穏やかな仮面が剥がされていく・・・。
私の大好きな心理サスペンスの要素満載の物語、
そして芸達者なキャストたち、面白くないはずがありません。
役者の持ち味やセリフの抑揚などで、
スリリングな中にも笑いが加味され、
昭和の独特の古めかしい言葉使いが楽しい。
特に印象に残ったのは婚約を控えた一人娘役の坂井真紀ちゃん、
我儘で小心で小ずるいこの役を完璧にとらえており、
淀みないセリフまわしも素晴しかった。
段田さんの警部役も高橋さんの父親役もかなりくだけた感じで、
全体の印象を軽快なものにしています。
物語のキーとなる息子役の八嶋さんも軽いキャラづくりなので、
全体的にはバランスの取れた配置なのですが、
どんどん暴かれる真実に沿っての緊張感はあまり感じられず、
サスペンスとしての醍醐味には欠けてしまいます。
クリスティの戯曲などもそうですが、こうした古典的な作品は、
役者によってまったく雰囲気が変わります。
以前、警部役に渡瀬恒彦、父親役に佐藤慶、
母親役に岡田茉莉子という、 すごい顔ぶれでの上演もあったようです。
こんな旬なキャストで、毎日完売のこの舞台を鑑賞できたのは
とてもラッキーでしたが、
また違ったオーソドックスな演出で観てみたいとも思いました。

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ジル

Author:ジル
ジルです。
8年前から続けていた日記を引越し。
2011年からの記事をこちらに
移動しました。
映画や舞台やドラマを観ることが
大好きです。
プロフィールの写真は、
大好きなヒッチコックの映画
「フレンジー」のキャラクター、
モニカ女史。
めがねがクールです!

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