マッドマックス 怒りのデスロード

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マッドマックス 怒りのデスロード

30年という時を超え、満を持して製作された、「マッドマックス」シリーズ4作目。過去3作は、それぞれ違うテイストながらも、全作とも好き。メル・ギブソンには何の思い入れもないので、彼不在のこの「怒りのデスロード」も大いに楽しんだ。核戦争後の荒廃した架空都市、病みに病んだ世紀末的世界観は「2」に似てはいるものの、それを凌駕する凄まじさ。独裁者イモータン・ジョーをはじめとする異型のキャラクターがいい。火炎放射器付きのギターで戦いをチアするだけのバンドや、搾乳マダムなど無駄な小ネタも抜かりない。アクロバティックなアクションシーンはどこかアナログで、シルク・ドゥ・ソレイユのステージを彷彿。独裁者に反旗を翻す孤高のヒロインにシャーリーズ・セロン。丸刈りでも煤だらけでも、めちゃめちゃ美しい。アクションだって難なくこなす。一生ついて行きたい。短命の悲しき戦闘要員ウォー・ボーイズ代表はニコラス・ホルト。言われないと彼だとわからないほどの成りきりぶりがさすが。そんな見どころ満載の作品ではあるが、大半が走りっばなしのトレイラーでのバトルだから、後半にはもう飽和状態、朦朧としてしまったのも事実だ。トム・ハーディ演じるマックスがさほどマッドでなく、薄い存在だったのも残念。あんなに血液抜かれててももっさりしているのは何故なんだ。続編ではもっともっとマッドに!

★★★☆

2015-35
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ハンガーゲーム ファイナル:レジスタンス




全国のカットニス&フィリップ・シーモア・ホフマンたんファンの皆様、いかがお過ごしですか?
満を持して「」観ましたよ。
いやあ、凄かったです‥‥スケールが、キャストが演技がなんかもう!
ハンガーの域超えてますよね。
ホフマンたんもいっぱい出てます。
ラストにもR.I.Pのクレジットありで涙!
今でも信じられません。
完結するのは11月!全世界同時公開!
秋かよ!
仕方ないから、「トワイライト」シリーズでも観て、震えて待ちます!

★★★☆

2015-34

靴職人と魔法のミシン





久々にスティーブ・ブシェミ!大好きなブシェミの出番がたっぷりで嬉しい!相変わらずのペーソス溢れる存在感は健在。物語は荒唐無稽、魔法のミシンで修理した靴を履くと、靴の持ち主に変身してしまう。そんなミシンの力で冒険する冴えない中年男にアダム・サンドラー。こちらも久々だけど、いい味出してました。悪役がエレン・バーキンというのも珍しい。ダスティン・ホフマンの登場も効いていた。成り代わりものは基本楽しいし好きなんだけど、今回はちょっと無理な設定ということもあり、乗り切れなかった。とはいうものの、最後はちょっとしたサプライズもあり、とにかくブシェミはじめ、キャストが素敵だったので、★✕3。

2015-33

新宿スワン




新宿スワン

これ、ほんとに園子温?ってくらい普通の大人‘クローズ’物語でした。風俗スカウトの世界って初めて目の当たりにしたので、こういう世界にも抗争ってあるんだなあ、とそこは認識を新たにしたのですが、その覇権をめぐっての展開や、女の子たちのあれこれは先が読めすぎてまったく新鮮味なく。しかし、キャストはよかった!主演の龍彦を演じた綾野剛は三の線も違和感なくむしろ上手くてかわいかったし、伊勢谷友介は終始クールだし、深水元基は今までにないくらいの頑張ってたし、大好きな豊原功輔に安田顕、村上淳まで!金子ノブアキは出てくるだけで場の雰囲気を変えるほどの色気と凄み。今作では龍彦の同僚・洋介役の久保田悠来くんにロックオン。好みです。私にとっては、俳優を観る映画となりました。そういう意味では結構満足。エリカ様はこういう幸薄い役がよく似合う。山田優はとてもゴージャスで艶やかなのに、セリフが残念!芝居がもう少し上手ければ、極道系いけるのになあ。山田孝之、私はもちろん大好きなんだけど、今回のこの役、クライマックスの泣きの理由が本当にガッカリ!そんな少年な!マコさんだと思っていた伊勢谷さんの役名が「真虎」だと知ってちょっと笑った。最後にもう一度、ほんとに園子温?

★★★

2015-32

ピッチ・パーフェクト




ピッチ・パーフェクト

アカペラのステージ最高!そしてアメリカ学園映画はいくつになってもワクワク。『glee』があんなに盛り上がったのに、アカペラサークルの男子たちがかなりもっさりしているのはリアリティ?ベラーズの古参二人がすごくきれい。アナ嬢は今回のキャラが一番好き。アカペラでのゲームとかアナのcupsとかマッシュアップとか、楽しい見せ場はいっぱいなんだけど、下ネタ満載の会話などなど程が過ぎて笑えないシークエンスも多々あり。満を持しての公開に期待値が高かったせいか、何度でも観たい!と言うほどでもなかったけれど、アベンジャーズを抜いて大ヒットという続編はやっぱり観たい。しかし、「トワイライト」シリーズでほんのちょい役だったアナがこんなに出来るコだったなんて、嬉しい驚き!

★★★
 
2015-31

『不倫探偵』




『不倫探偵』2015年6月18日
本多劇場

久しぶりの本多劇場。大人計画&片桐はいりさん&二階堂ふみちゃん。松尾スズキ、平岩紙、皆川猿時さんなど魅惑のメンバーが並ぶ。はいりさんが演じるのは、不倫探偵・罪十郎に恋する女刑事役。さすがのなりきりぶりに惚れ惚れ。罪を演じる松尾さんの志村けんバリのコメディセンスがすごい。猟奇変態コメディミステリということで、お話はお下劣で不条理でめちゃくちゃなんだけど、皆笑ってた。キャラの力だ。時事ネタもかなり放り込まれてた。一番輝いてたのは、「あまちゃん」で存在を知った伊勢志摩さん。面白過ぎる!アクションも多くて、熱気とパワーに溢れる舞台。アドリブ連発で余裕を感じさせるキャストにしびれた。やっぱりはいりさんは本当にかっこいい!今度は官九郎さん脚本のが観たい。

『ジーザスクライスト・スーパースター』




『ジーザスクライスト・スーパースター』
2015年6月16日
劇団四季 自由劇場

たったの20日という短いスパンで、ジーザスを演ると言うのを知ったのが1週間前‥‥奇跡的に1階ど真ん中の席が1席だけ空いており、今日の観劇が叶いました。危ないとこだった。実はお目当ては、ヘロデ王を演じる予定だった、私の王子様こと北澤裕輔さま。残念ながら、今日は違うキャストでした、涙。でも素晴らしかった!新演出のエルサレムバージョン。若くて美しいジーザス、綺麗なマグダラのマリア、円熟のユダ。この演目の私の一番のお楽しみはウェーバー御大の曲。堪能しました。泣きました。そりゃ、大昔に観た、山口ジーザス、野村マリア、市村ヘロデ王なんていう奇跡のキャストを超えるアクトなどないのはわかっているけど、観るたびに新たな感動をもらえる不朽の名作なのです。また違うキャストですぐにでも観たい!北澤王子で!

イニシエーション・ラブ




イニシエーション・ラブ

乾くるみ原作のベストセラーミステリの映画化。映像化不可能と言われた大どんでん返しを、堤幸彦監督がどんなテクニックでもってくのか、興味津々で臨む。A面からB面への転換は、こう来たか!と唸るさすがのアイディア。でも原作を読んでいるからか、違和感は拭えない。キャストは前田のあっちゃん、松田くん、木村文乃さん、軒並み好演。80年代のリアリティは今ひとつ。私がアドバイスしたいくらいだ。ソバージュのウェーブはこう、バッグはこれが主流、アクセはもっと安っぽく、などなど。重要な小物の扱いも薄い。原作未読者はどのくらいの人がサプライズ感を味わえたのか聞いてみたいっす。ラストの巻き戻しがあるから2度観る必要もないかも。原作ファンとしては、あの世界が目の前に広がる喜びと、もう少し丁寧に!という残念感のせめぎ合う一本でした。

★★★

2015-30

Zアイランド




Zアイランド

哀川翔芸能生活30周年記念作品。
いきなりのクレジットにプーッと吹き出す‥‥期待!とある島でゾンビウィルスが蔓延、家出中の娘を救うために元ヤクザ達が島でゾンビ退治。ヤクザ、ゾンビ、島‥‥うまいこと考えたなあ。島だからそんなにゾンビの数いらないし、ヤクザだから武器持ってるし、哀川翔主演でまったく違和感ないし。風間俊介、窪塚洋介、鶴見辰吾、鈴木砂羽、その他のキャストもツボ。木村祐一、宮川大輔、千鳥大悟など芸人チームもキャラ立ってました。翔さん、記念作品なのに影薄ーい、残念!ちょっとだけ出てくる小沢仁志さんや、風間くんや窪塚くんのほうが残ってる。大輔のゾンビが濃くて楽しかった。野性爆弾川島が普段通り異様に気持ち悪い。緊迫感ない会話も適度に笑えるし、スプラッタ具合もやり過ぎ感ない。女の子達のアクションもなかなか。王道B級ホラー!せっかくだから、もう少しゾンビそのものにオリジナリティがあってもよかったかな、造形とか新種感とか。品川ヒロシ作品、初めてみたけど普通にバランスよかった。ロケした島が自分の故郷だったので、フェリーのシーンとか、地酒の看板とか見覚えのある背景にワクワクしました!

★★★

2015-29

脳内ポイズンベリー





恋に悩むヒロインの脳内で起こる葛藤を擬人化、というアイディアは、ありそうでなかったかも。実際、人が悩んだり決断を迫られる時って、頭の中でいろんな声がささやいてる気がするから、すごく共感できる。恋だけでなく、いろんな状況で面白いものが作れそう。ハードな役が多い真木よう子ちゃんが普通のアラサー女子、いや、あのニット帽にお洋服はちょっと痛いくらいだけど、新鮮ではあった。彼女の脳内のメンバーは、西島秀俊くんに神木くんに吉田羊さん、浅野和之さんなど。神木くんのテンションの高さがかわいし上手い。西島くんもクール。ヒロインが恋する年下の草食男子も、ヒロインに恋する大人な編集者も、出したい雰囲気はわかるんだけど、今ひとつ個性と魅力に欠ける!この物語のメインは脳内の会議、やはりそちらに重きを置いたからか、リアルワールドの男子が手薄。このキャスティング、大事だと思うんだけどなあ。そのせいか、鑑賞直後は、なかなか面白かった、と思ってた気がするんだけど、今はほぼ何も残っていないのです。せめて、よう子ちゃんのボンデージだけでもも少しハードに決めてほしかった!残念!

2015-28 ★★☆

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ジル

Author:ジル
ジルです。
8年前から続けていた日記を引越し。
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大好きなヒッチコックの映画
「フレンジー」のキャラクター、
モニカ女史。
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