27 「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」

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「ラブ・アクチュアリー」のR・カーティス監督作品だけど、
何とタイムトラベルものであった。
舞台はイギリス、極々普通の中流家庭に育った草食系男子ティム、
だけどこの一家の男子は念じた時間にタイムトラベルできるという能力があった!
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいにものすごいSF的なものではなく、
ほんのちょっとのすれ違いを取り戻していく感じで、
すごく庶民的なタイムトラベル、そこが新鮮。
前半はティムの恋愛を中心にロマンティックに、
後半は家族の愛をテーマにウェットに、
ちょっと長めかな~というくらいじっくりと、「大切な時間」を描いていく。
カーティス監督だけにとにかく画面がセンスにあふれ美しい!
海辺のピクニック、夏の休暇、ロンドンの街並み、
ケイト・モスの写真展、雨のウェディング・・・。
レイチェル・マクアダムス嬢のお洋服や髪型はかわいいし、
ティムの海辺の実家は本当に魅力的。
シャビイな映像が心に残るそれこそ愛おしい作品。
毎日を大切に生きなくちゃ、と思うこと必至!

満足度★★★☆




26 「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」 

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マーベルコミックスが原作のゆるSF。
宇宙人に誘拐された地球人ピーター(お父さんは異星人)を含む、
エイリアン5人が宇宙の利権を握るパワーストーンをめぐって
一致団結、スターウォーズの暗黒卿みたいな悪者と戦う。
実は物語的はテンポが合わず、あまり入り込めなかったので、
「面白い!」とは思えなかったのだけれど、
悪役の一人がベニチオ・デルトロだったり、
メンバーのちょい悪アライグマのロケットの声がブラッドリ・クーパーだったり、
樹木のエイリアン・グルートがかわいかったりと、
みどころもあったのでまあいいかな。
私的なツボはピーターが地球から持ってきた初代ウォークマンと
自作のリミックステープ。
な、懐かしい!あのフォルム。
作ったよ、お気に入り集めたテープ。
10CC「愛ゆえに」、ランナウェイズ「チェリー・ボム」、
ルパート・ホルムズ「エスケープ」など
スマッシュな懐かしいラインナップが大事な場面を盛り上げる。
そこはほんとに楽しかった。
それにしても最近のCG・VFXのレベルってすごい。
合成の不自然さとか一切ないよね~、もう本当に宇宙にいるみたい。

満足度 ★★☆




⑯ プリズナーズ

これはすごかった。
ヒューたんの悲しい熱さと、
ジェイクたんのクールな熱さが見事なバランス。
こんな危ない犯人が近所にいたらほんとにたまったもんじゃない。
でも実際にあるんだろうな、こういう事件。頻繁に。
本当に怖い。
だって素人だもん、ヒューたま演じるお父さん。
どんなに頑張っても真実にたどり着くのは容易じゃないし、
誘拐事件の結末だって奇跡のような成り行きだし。
も~ハラハラドキドキ。
ヒューたまとジェイクの息詰まる捜査に加えて、
「プリズナーズ」の本当の意味。
うむ、見応えある素晴らしいサスペンスでした。

満足度 ★★★★

⑮ ラストベガス

なんと主役はマイケル・ダグラスだった。
今までにないくらいおいしいキャラクタ。
デ・ニーロが彼を引き立ててるのが新鮮であった。
目新しい展開はないし、お金持ちだからできる弾け方ではあるが、
このメンバー見てるだけで幸せ気分。
モーガン・フリーマンの枯れたダンスが素敵だったなあ。
疲れているときに観たい1本。


満足度 ★★★

⑭ ブルー・ジャスミン

ケイト・ブランシェット祭り。
なんて魅力的な佇まいなのだろう。
輝くときも病むときも、泣くときも笑うときも。
ハイブランドのお衣装にバッグに靴、
すべて自分のものにしている。
ウディ・アレンの作った紙芝居の額縁の中で、
まるで実在の人物のように生きるジャスミン。
最後のベンチでの独り言は白眉。

満足度 ★★★

⑬ 8月の家族たち

メリル・ストリープとその仲間たち!
いつの時代も家族の問題は演技派俳優たちの格好の活躍の題材。
見ごたえたっぷりの舌戦。
メリル姉さんはもちろんのこと、ジュリア・ロバーツもよかった。
現代のホームズことベネディクト・カンバーバッチが意外な役どころ。
寂しく生きてる次女と彼との恋のくだりは、
いかにもこの時代の戯曲にありがちな展開。
家族の秘密は大きく意外ではないけれど、
いつも一番地味な人々がクローズアップされて活きる。
役者が良いので狭い世界のお話でもぜんぜん飽きない。

満足度 ★★★☆

⑫ あなたを抱きしめる日まで

実話をもとにしたお話と聞いて納得。
育てることのできなかった息子を探す母、
なぜか息子の行方をひた隠す修道院。
その謎は、目新しいものではなかったけれどリアル。
成長した息子の姿を追えることができた母と同じ目線でいつしか観ていた。
そうか、そういう風に生きたのか、と。
癖のある役が多かったスティーブ・クーガンの普通な感じが素敵。

満足度 ★★★

⑪ 白ゆき姫殺人事件




面白かった。
湊かなえ原作ということしか知らずに
前知識なしでみたんだけど、
これはほんとにキャスティングが最高。
まず菜々緒のキャラ、はまりすぎでしょ。
きれいで意地悪、ぴったり。
あの役を貫地谷さんがっていうのも軽くびっくり。
連沸さんもさすがのなりきりぶり。
フツーな金子ノブアキも好きだし、
綾野さんも汚れ具合がいいなあ~。
真ん中に井上真央ちゃん持ってくるところも、
ナイスバランス。
とにかく山下容利枝さんとか端役までがいい感じ。
何も知らなかったのが効を奏し、
真犯人にも意外性。


満足度 ★★★☆

⑩ ワンチャンス




奇跡の歌声、ご存知ポール・ポッツが、
「ブリテン・ゴッド・タレント」で優勝するまでの、
波乱の半生を映画化。
彼が登場した「ブリテン・・・」のステージは、
今観ても鳥肌もの。
映画ではジェームズ・コーデンがポールを演じ、
歌声はご本人の吹き替え。
長期に渡っていじめられっ子だった彼ですが、
歌に恋、いろんなことに挑戦していて、
挫折もあるけれど全然暗く描かれてないの。
クライマックスのオーディションは、
実際の審査シーンと合成。
でもやっぱり本物ポールのあの瞬間には遠く及ばず。


満足度 ★★☆


⑨ LIFE!




やっぱりベン・スティーラー好きだなあ。
彼の映画の中では珍しくコメディ色控えめな正統な感動作。
とはいえ、彼が出てくるとやっぱり笑える。
VFXを駆使した妄想の大活劇や、
グリーンランド・アイスランドの壮大なロケ、
悩みながらも人生をガンガン突き進む主人公、
取り巻く変わった人々などなど、
普遍的映画の醍醐味を味あわせてくれる。
最近あまりこういう映画に出会ってなかったので、
素直に嬉しい。
私の中で一番のベン・スティーラーの映画は、
やっぱり「ポリーmy love」だけど。


満足度 ★★★★☆



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ジル

Author:ジル
ジルです。
8年前から続けていた日記を引越し。
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